エアコンの設置場所問題
一昨年ようやく購入したマイホーム なのですが、リビングのエアコン設置場所にこんな問題があります。

リビング側にしか送風出来ない。
一年目は「なんとかなるかな?」とエアコン1台で頑張ったのですが、キッチン側の温度が本当に上がらない・・・結果的にエアコンの作動時間も長くなり電気代も嵩むことになってしまいました。今年は夏に備え2台目のエアコンを買うことにしました。
最近のエアコンの存在感がありすぎる件
1台目のエアコンは工務店からモデルルームのものをサービスで頂いたもの。パナソニック「エオリア」上位機種で、性能的には大満足なんですがが・・・・・・
出っ張りすぎ
厚さ38.5cmって、大体500mmペットボトル2本分の高さ(約42cm)とほぼ一緒!!
一緒に写ってる掛け時計も結構大きいんですけど、この写真だと小さく見えます。バランスも悪くて見上げるたびに「落ちてこないよな・・・」と不安になるレベル。
普通家電は技術の進化と共にスリム・小型化するのですが、エアコンだけは大型化してるような気が・・・調べてみると、三菱電機のHPで「何故エアコンが大きくなったのか」をわかりやすく解説していました。
大きくなった原因は主に4つあるようです。
① 熱交換器の大型化(省エネ)
② ファン経の大型化 (省エネ&静音)
③ 空気吸い込み口が上部に移動 (デザイン性&清掃性)
④ 自動清掃ユニットの搭載

要するに「エアコンの性能・機能を追求すると大型化する」ようなのですが、いくら高性能とはいえリビングにこんな存在感のあるエアコン2台もつけたくないな・・・。
2台目のエアコンは性能・機能ではなく、インテリアとして「スリム」&「デザイン」を最優先にしたい!。
ということで、まず各社の「最もスリム」(=奥行きが薄い)なエアコンをピックアップし、その中から「最も好みのデザイン」な1台を選ぶことに。
各社エアコン 最薄モデルランキング(奥行きサイズで比較)
まずエアコンメーカー各社の最薄モデルをランキング形式で比較してみました。
7位 富士通ゼネラル ノクリア Cシリーズ 29.0cm

6位 日立 白くまくん Gシリーズ 25.0cm

5位 Panasonic エオリアFシリーズ 23.9cm

4位 三菱電機 霧ヶ峰 FLシリーズ 23.3cm

3位 シャープ L-Dシリーズ 23.2cm

2位 東芝 大清快 G-Pシリーズ 23.0cm

1位 ダイキン risora 18.5cm

「スリム」(奥行き)ではダイキンのrisoraが頭ひとつ抜けてました。2位〜6位は殆ど差がない団子状態。最下位の富士通はちょっと厚すぎ
またよくよく各社のHPをみると、「スリム」を本当に追求しているのはダイキン「risora」と三菱電機「霧ヶ峰」の2つだけなんですよね。富士通・シャープ東芝・パナソニックは一番安いモデルが一番スリム。機能が少ないので、高いモデルよりは薄くなるということかな。ホームページでもあまりスリムということはうたっていません。日立「白くまくんG」は奥行き25.0cmと一番厚みはありますが、他の機種と違いフィルター自動掃除機能がついて、この厚さというのは結構凄い。富士通ゼネラルは奥行きではなく幅と高さでコンパクトをうたってます(とは言え29cmは厚すぎると思うけど・・・)
各社エアコン最薄モデル性能・価格比較
基本的な機能・価格も簡単に比較してみました。全て2020年モデル10畳用での比較です。
機種名 | 能力 (冷房) | 期間消費 電力 | フィルター 自動掃除 | 価格.com (最安値) |
risora | 2.8kW (0.6~3.3) | 929kwH | × | 129,800円 |
大静快G-P | 2.8kW (0.7〜3.4) | 929kwH | × | 108,388円 |
霧ヶ峰FL | 2.8kW (0.6~4.2) | 768kwH | × | 193,565円 |
エオリアF | 2.8kW (0.6~4.2) | 913kwH | × | 85,944円 |
白くまくんG | 3.6kW (0.2〜4.7) | 913kwH | 有 | 120,000円 |
シャープLD | 3.6kW (0.8~4.6) | 913kwH | × | 69,800円 |
ノクリアC | 2.8kW (0.8~3.4) | 929kwH | × | 74,900円 |
●能力値(数値大=よりパワー有、数値の幅大=より繊細な調整可)
「白くまくんGシリーズ」が最もパワー有り。先ほども触れたように薄型モデルでは唯一フィルターの自動装置がついてるのもプラスポイント。
●期間消費電力(数値小=より省エネ)
「霧ヶ峰FL」がダントツ。ただ価格もダントツですが・・。
●価格面
シャープLDが最安値。最高値の「霧ヶ峰FL」の1/3近い価格。
各社の薄型モデルもこうして並べると一長一短ありますが・・・今回わが家最大の基準は「スリム」&「デザイン」。
この基準、特に「デザイン」となると好みの問題にはなりますが、僕の選択肢はこの2つに絞られました。
「risora」 or 「霧ヶ峰FL」
霧ヶ峰FL or risora
どちらも甲乙付け難い・・・。両方ともデザインを意識していて、エアコンなのにカラーバリエーション有り。特にrisoraは標準パネル7種類に加え、特注で25種類から選べるのが凄い!
霧ヶ峰FLはパネルは3種類だけですが、本当に厳選された3種という感じでどの色も魅力的。
形はrisoraは少し丸みがあって優しい感じ、対して霧ヶ峰FLはスクエア感が強い。
両者共にデザインには絶対の自信を持っているのがHPのビデオをみてもよく分かる。
ヨドバシに何度も足を運んで実物チェック。上がrisoraで下が霧ヶ峰。他の機種との厚みの差は一目瞭然。
risoraは、こんな感じでインテリア性をアピール展示してます。
う〜ん迷う・・・本当に両方ともインテリアとして魅力的なエアコン。悩んだ末、最終的に・・・
ダイキン「risora」を購入しました!
「risora」に決めたのは、「圧倒的に薄い」ということに加え、この「ファブリックホワイト」パネルが、わが家の壁紙に自然に馴染み、エアコンの存在感を上手く消す感じの”控えめ感”が気に入ったから。
「霧ヶ峰FL」のホワイトパネルも良かったのですが、光沢感が独特で少し目立ちすぎるかなぁと。もうこれは完全に好みの問題ですが、わが家は”控えめ感”でrisoraを選びました。
しばらく使い込んで使用感レビューも今後載せたいと思います。
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