【節電】エネファームの光熱費を検証してみた

生活&住宅
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エネファーム導入!

我が家で最も高級なガジェット・・・それは

エネファーム

「エネファーム」が発売されて10年、当初300万円を超えていた価格も150万円〜200万円レベル迄、値下がりしてきたのを見て、ガジェット熱がうずうず。

何々?

1.ガスによる給湯時の熱を使って自宅発電
2.自宅発電なので送電ロスが少なく効率的
3.エネファーム 専用ガス料金お得プラン
    

これらにより光熱費の削減が可能だって!?

加えて停電時の発電機能や、エネファーム 内のお湯は生活用水としても使用可能など、災害時にも重宝しそう。

いいじゃやない!ということで導入決断。一昨年夏、わが家にPnasonic製エネファーム がやってきました。

エネファーム 導入後の光熱費

そしてエネファーム 導入から1年8ヶ月。実際にどの程度の光熱費削減が出来たのか検証してみました。

光熱費の前提条件は以下の通り。

場所:東京都内
戸建:4LDK /エアコン5台/ リビングのみ床暖房
家族:4人
電気契約:東京ガスずっとも電気A (60A)
ガス契約:東京ガスEFセット割(冬季23%割引、その他期13%割引き)

電気料金(2019年7月〜2020年6月)

総務省統計局家計調査のデータによると、全国の4人家族の電気代は、年間141,828円東京ガス契約者実績データ150,966円(2019年7月〜2020年6月)となっています。

さてエネファーム を導入したわが家の電気料金はどうなったでしょうか?

年間使用量年間電気代
全国平均(4人家族)4,987kWh150,996円
わが家2,549kWh80,569円
差額▲2,483kWh▲70,427円
全国平均は東京ガス実績値/電気料金は東京電力従量電灯Bで試算

おおっ!電気代は年間7万円もの節約になってる!!

次に全国平均とわが家の月ごとの差をグラフでチェック。折れ線グラフが4人世帯の平均電気使用量(東京ガス実績)、棒グラフがわが家の実績です。

10月を除く全ての月で平均(緑の折れ線グラフ)より安い!!特に冬場は電気代が全国平均の1/3程度で済んでます。ただ冬季の差についてはエネファーム効果に加えて、温水床暖房とエアコン暖房の差もありますね。

ガス料金(2019年7月〜2020年6月)

電気料金は大分下がりましたが肝心なのはガス料金。エネファーム はガスによる給油熱で発電する仕組みなので、ガスの使用量は一般的な家庭より大きくなります。

一般的な4人世帯のガス使用量は658㎥(東京ガス実績)となるようです。これを東京ガスの一般料金で計算すると年間95,852円。

エネファーム 使っているわが家との使用量・料金の差は以下の通りとなりました。

年間使用量年間ガス料金
全国平均(4人家族) 658㎥ 95,832円
わが家941㎥104,855円
差額+283㎥+9,032円
全国平均は東京ガス実績値/ガス料金は東京ガス一般料金で試算

年間使用量は全国平均より+283㎥(約43%)多いのですが、料金は年間約9千円(約9.4%)増に留まりました。これはエネファーム 特別セット割引(通常月13%割引、冬季23%割引)が効いてます。

月別で検証してみると・・・

折れ線で表示されているのが同家族数(4人)の平均ガス使用量、棒グラフがわが家の実績です。

12月〜3月のガス使用量は平均を大きく上回りますが、これはエネファーム ではなく温水床暖房の影響が大きいと思われます。実際床暖房を使わない4月〜11月は全国平均と然程変わりませんでした。

ガス使用量の大きく増える冬季はエネファーム 特別セットの23%割引が適用されます。その他月でも13%もの割引きがあるので、ガス使用量は大きく増えても通期の料金はエネファーム を導入していない一般家庭とほぼ一緒。上手く計算されてはいますね。

光熱費(電気料金+ガス料金)

以上の電気料金、ガス料金の結果を纏めると・・・

都内4人世帯がエネファーム を導入すれば
・電気料金は年間  約7万円お得
・ガス料金は年間  約1万円高くなる

・結果光熱費は年間 約6万円お得

宣伝文句通り、エネファーム 導入で一定の光熱費の削減は達成することが出来ました。

でもエネファーム はオススメしない

それではエネファーム の導入を他の人にオススメ出来るか?

オススメ出来ません

これって調べる限り東京ガスやパナソニックのHPには載っていないのですが、

エネファーム は最長20年しか使えません

どんなに丁寧に使っても20年で強制的に使用不可となる仕様なんです。
20年で得られる光熱費のコストダウン総額は120万円
一方エネファーム の導入費用は150〜200万円

更に10年目以降の機器点検は定期点検(5年)も含めて10万円/年。また故障となれば週理は当然有償。

まぁどう考えても元は取れませんね。コストダウンが目的であればエネファーム はオススメしません。僕も20年後のエネファーム再導入は絶対にしないと思います。最も導入コストが50万円程度で30年程度は使えるレベルに改善されていたら分かりませんが・・・。

エコ目的なら・・・・

でもエコ目的での購入であればありかもしれません。「つくる場所」と「使う場所」が一緒で送電ロスがないので、発電で仕様する石油・天然ガスなどの一次エネルギーの使用量削減には貢献出来ます。

燃料電池普及促進協会によれば、エネファーム を1年使うことで一次エネルギーの使用量を23%削減。CO2の削減量は1,330kg(38%)抑えられると試算しています。

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