【中学受験】スタサプは中学受験で使えるか ④社会編

勉強&受験
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スタディサプリ「社会」レビュー

スタディサプリ小学講座、前回記事「理科編」に続き、今回は「社会(応用)」玉田先生の授業紹介記事です。

スタサプ小学講座「社会」の概要

小学講座「社会」の対象は小学4年生〜小学6年生。他の講座と同様、学年毎に基礎講座と応用講座に分かれています。

基礎講座 = 学習指導要綱に沿った授業
応用講座 = 中学受験向の授業

算数や理科では、「つるかめ算」や「中和計算」といった中学受験独特の単元があるので基礎と応用ではカリキュラムに大きな違いがありますが、社会の場合には基礎講座/応用講座のカリキュラムはほぼ一緒。(以下は小6歴史の比較)

ただ応用編は基礎より中学受験向に深堀した内容になっており、例えば小4地理でFTAやEPAを学んだり、小6歴史の江戸時代末期では、基礎講座では黒船来航からはじまるところを、応用講座ではラクスマンやラザノフらの来航から学習します。

各講座数は以下の通り。

学年基礎講座応用講座主な学習内容
小41512地理
小52130地理
小62530歴史・公民

各講座は4〜6程度のチャプターに別れており、1チャプターの講義時間は10分前後となります。

講師:玉田 久文先生の紹介

小学講座社会(基礎・応用)を担当するのは玉田 久文先生。

■ 玉田 久文
キャッチフレーズ
・興味を引き出すマイスター
経歴
・2006年より中学受験専門塾の社会科講師
・2010年独立しひよし塾を開校
著書
・中学入試にでる順 社会シリーズ

スタサプ公式では各先生のコメントがあります。前回紹介した相馬先生は「君たちの理科は僕が変える!」と激アツコメントでしたが玉田先生がどうでしょうか?

注目の玉田先生コメントがこれ↓

授業はテキストにそって進めます。手元にテキストを用意して授業を受けてください。 そして、先生が黒板に書く言葉をテキストに書く、または線を引いておぼえましょうね!

えええっっっ!!!
地味すぎない?

まぁ・・・コメントは地味ですが授業はそんなことはないはず・・・・・。

地味です

相馬先生と比べると話し方は普通だし、電子黒板は使わない(4年生のみ電子黒板)し
地味目。

えっじゃぁ玉田先生の授業は今一つってこと?

いいえ素晴らしいです。なんというか・・・

じわる授業

授業の第一印象は「無表情」。基本笑いません。稲垣選手かっ!というくらい無表情です。そして口癖がゆるーい感じで「いっかな〜?」。この無表情のまま関西弁で淡々と進める授業が実はじわじわくる(笑)

玉田先生はよく脱線して小ネタや親父ギャグ的語呂合わせを挿入してくるのですが、この時も無表情。例えば下の画像、公民「国連」の授業で、常任理事国の覚え方として突然「アフロ注意」とか連発してくるのですがこの時もこんな感じで無表情(笑)

ネタの面白さとの無表情のギャップがくせになる感じ。もちろん小ネタや雑談は面白いだけでなく、物事の背景を深く理解する上で凄く有用。語呂合わせもなかなかキレてます。理科の相馬先生とは全く違うスタイルですが、生徒の集中力を切らせず、かつ記憶に残る(定着しやすい)授業だと思います。

スタサプだけでSAPIXオープンは何点取れるのか?

さて本題です。ここまでスタサプ社会の授業の内容と玉田先生を紹介してきましたが、肝心なのはスタサプだけで中学受験を乗り切れるのか?ですよね。そこで、仮にスタサプだけで社会を学習した場合(塾・参考書無)、今年6月のSAPIXオープンで何点取れるのか検証してみました。

<採点基準>
記号選択:スタサプ授業でカバーされている場合は正解
語句問題:    〃
長文回答:スタサプ授業で学んだ知識で回答可能な場合は正解得点の50%、
     回答不可の場合は不正解

サピオープン社会Bの長文回答問題は、知識というより資料分析&説明力が試される問題が多く、”スタサプでの学習知識で何点取れるか?”という視点での採点は難しいのですが、回答の手助けとなる知識をスタサプ授業で得られる場合には、得点の50%は取れるという基準にしました。

例えば社会B(3)で「江戸時代になたねの需要が高まった理由」は、なたね油が燃料として使えることを知っていれば最低限の回答は出来るのですが、スタサプではなたねの用途について説明している授業が(調べた限り)なかったので不正解。

逆に(8)は「昆虫が花粉を運ぶこと」、「労働力に対して対価を払うこと」はスタサプで学ぶ(前者は理科ですが)ので回答可能と捉え、満点に対し50%を配点。

結果は以下の通り。

分野得点偏差値(推定)
社会A歴史分野48/52点
地理分野27/48点
合計71/100点
社会B合計70/100点
社会計合計141/200点64.3

スタサプ社会の授業は、しっかり学べば他の教材を一切使わなくてもサピオープン社会偏差値64.3(=麻布、慶應等80%合格圏)が獲得可能という結果になりました。十分に中学受験に耐えうる授業内容だと言えると思います。

添削で不正解と判断した主なポイント=スタサプで不足する学習ポイントは主に以下の3つ。

① 時事ネタ
② 白地図(山地や川等の正確な位置把握)
③ 統計データ

まぁ上記の3つってスタサプに限らず、塾に通っていても授業以外の家庭学習で暗記しなければならないポイントですけどね。逆にいえば上記の3つを並行して学習すればスタサプだけで上位校も含めて中学受験の社会は乗り切れるとも言えます。

具体的なポイントは以下の通り。

①時事ネタ

時事ネタ系の問題で不正解と判定したのは、社会A地理分野の(3)4「豪雨などの被害を踏まえ2019年に新たに制定した地図記号」、(3)5 「東北地方の復興の状況」(3)7 「災害時の被害を最小限に抑える取組」。これらの問題を解くための知識は現時点でのスタサプでは触れられていません。

スタサプは教科書改定に合わせて授業内容アップデートしていますが、流石に直近の時事ネタまではカバーしきれないので、そこは止むを得ないかと思います。(時事ネタ講座とか新設してくれれば最高ですけど)

②白地図

社会A地理関連の(5)2「阿武隈川の水源と河口がある県」。これは阿武隈川の正確な位置を把握していないと解けない。流石にスタサプ授業だけで、そこまでの把握は不可能なので不正解と判定。また4(4)の「千葉県とその周辺の昔の国名(上総、安房、下総)」はスタサプ授業でカバーされていなかったので不正解判定としました。

スタサプでは主要河川・山地・湖や、47都道府県全ての各県毎の特徴の授業がありますが、全ての名称と細かい位置迄を教えるわけではないので、白地図等を使って学習しておく必要があります。

③統計データ

社会A(1)2「高知・岐阜・埼玉の特徴」(3)「耕地面積・ぶどう収穫量・海面養殖収穫量」(4)2の「発電量と電力需要量」の問題などは統計データを理解していないと少し悩む(電力は各県の特徴理解からでも解けなくもないですが)問題。いずれもスタサプ授業だけでは解けないので不正解判定としました。

その他

今回のサピオープン問題ではあまり影響なかったですが、スタサプ社会では授業・テキスト共に写真や資料・イラストは使わないので、代表的な美術作品や憲法・法律の条文、特定地域の範囲・位置(第二次世界大戦の日本の最大占領地等)等は、資料集を使って覚えておく必要があるかと思います。

スタサプ小学講座「社会」のまとめ

前段で色々書きましたが、いずれのポイントも塾通いでも必要な資料・勉強内容。「社会」に関していえば、スタサプだけで上位校に求められる内容はほぼカバーしている上、玉田先生の授業の分かりやすさはサピの講師にも引けを取らないレベル。

αトップ常連クラスは別かもしれせんが、サピの授業1回で毎回全てのポイントを完璧に覚えるのは不可能だと思います。わが家ではサピの授業後、家でサピテキスト+スタサプ授業で復習るという使い方をしています(サピテキストとスタサプ授業(特に歴史)は結構親和性あり)。また理科と同様、少し弱いなと思う単元があれば、スタサプ授業で復習させています。

下の娘はサピックス最下位クラススタートでしたが、5年生から社会に関しては偏差値60台に載せてくるようになったのはスタサプ効果もあると思ってます。

中学受験の必要知識を定着させる塾の補間的位置付けとしては最高のツール(授業)であることは間違いないと思います!

この夏休み期間、スタサプ社会を無料体験してみては如何でしょうか?
(また8月10日までの入会の場合月額1,980円→1,380円となっているようです。)

スタサプ社会の授業を無料体験したい方はこちらから↓

スタサプ過去レビュー記事

玉田先生の授業無料サンプル動画

国会 小6社会基礎【スタディサプリ小学講座】

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